神奈川県主催の障がい福祉推進シンポジウム登壇
2022年12月18日(日)、神奈川県が主催する「当事者目線の障がい福祉推進シンポジウム」に及川恵美子代表理事がシンポジストとして登壇し、「ICFの視点から見た中井やまゆり園の改善」について講演をいたしました。
ICFは、人が生きるということの「全体像」を捉えて、「よりよく生活するためにはどうするか」を考えるための「共通言語」で、そのマインドセット(ものの見方、考え方、信念)は、「人権」に根差したものです。
今回、神奈川県が「当事者目線の障害福祉推進条例~ともに生きる社会を目指して~」を制定したことに合わせて、「中井やまゆり園」における「虐待」に対する改善の取組み事例が紹介されました。その改善事例の内容について、ICFの視点「生活機能モデル」を通してみると、「生活機能」と「環境因子」、「個人因子」との相互作用の重要性が大きく浮かび上がりました。
このような取組み事例は、医療、介護、福祉に関わる全ての人にとって、さらには、教育、労働などの分野における「支援」においても、基盤的なマインドセットとして参考になると考えられます。
ICF協会では、今後も本シンポジウムのような活動を通じて、ICFのマインドセットが、有用であることを発信していきたいと考えています。
<関連リンク>
中井やまゆり園HP
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/a4b/cnt/f5889/
追加記事 -Topics-
<2023年1月13日>
神奈川県のホームページより、シンポジウム当日の講演資料が閲覧できるようになりました。
ご興味のある方は、下記リンクよりご覧ください。
・シンポジウムの全体についてはこちらから
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/m8u/sympo.html
・及川代表理事の講演資料はこちらから
<2023年2月1日>
2022年12月18日に神奈川県主催で開催された「当事者目線の障がい福祉推進シンポジウム~ともに生きる社会を目指して~」の動画が県のYouTubeチャンネル「かなちゃんTV」において配信が開始されました。
県のHP(下記)より閲覧できます。ぜひ、ご覧下さい。
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/m8u/sympo.html